最先端の健診設備を整え 病気の予防と再発予防に尽力
医療法人社団 新生会 大阪なんばクリニック(大阪市中央区)
2019-08-23
POINT
(1)再発および二次予防診療につなげる医療体制

(2)病院並みの機器が揃う健診・ドック部門

(3)訪日外国人への対応も準備

福島県を中心に1都4県で7法人、8病院をはじめ約90の医療・福祉施設などを運営する南東北グループが、関西初のサテライト診療所として大阪なんばクリニックを開設。予防健診とがんや脳梗塞などの二次予防につなげる医療体制を構築している。


南海なんば駅直結の複合ビル「なんばスカイオ」9階に位置する大阪なんばクリニック。民間病院で初めてがん陽子線治療センターを開設し、BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)を世界の病院で初めて取り入れた南東北グループが、サテライト機能を担う関西初の拠点として2018年10月に開設した。

延べ1,550m2の広さを誇るフロアには、最新のMRIやCT、乳がん検診用のエコーや3Dマンモグラフィーなど病院並みの機器が揃う健診・ドック部門と、風邪や腹痛など予約なしで受診できる一般外来部門のほか、ペインクリニックやもやもや病、顔面けいれんや三叉神経痛などの専門外来部門がある。

その目的について、中川原譲二院長は、「国立循環器病研究センターなどで高度医療の最前線で診療をしてきた経験から、予防医療や急性期後の再発予防診療の大切さを実感しています。脳梗塞やがんなどの高度医療によって治療をしても、以降のフォローアップが行き届かずに再発するケースは少なくありません。健診によって病気を予防・早期発見するほか、急性期病院退院後の患者さんをフォローできるよう専門外来を整備しました」と説明する。

予防のための健診については、関東に比べて関西は受診率が低い。質の高い健診を便利な立地で気軽に受けられるようにすることで受診を促進しようと、3・0テスラのMRIや3Dマンモグラフィーなど最先端の医療機器を揃えた。

見つかった病気は迅速に診療や専門外来につなげるほか、近隣の提携病院に紹介。病院を退院した患者の再発および二次予防診療のため、急性期医療で経験を積んだベテラン医師を多く採用した。一般外来を通じ、近隣の企業に勤めるビジネスパーソンや地域住民へ医療提供し、「大阪ミナミのかかりつけ医」として、関西での認知度向上も目指す。

「関西国際空港につながる南海なんば駅周辺はアジアからの外国人訪日客も多くいます。将来的には、医療ツーリズムにも対応していけるよう、英語や中国語が話せるスタッフを採用するなど準備を始めています」



●医療法人社団 新生会 大阪なんばクリニック
[所在地]〒542-0076
 大阪市中央区難波5-1-60 なんばスカイオ9F
[TEL]06-6648-8930
[診療科]内科、脳神経外科、ペインクリニック内科、消化器内科、婦人科、乳腺外科、循環器内科、整形外科、放射線科、予防健診(人間ドック、生活習慣病健診、定期健康診断、脳ドック、婦人科検診)

(クリニックばんぶう 2019年6月号)

 

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