Q.小規模診療所でも時間外労働の上限規制は適用されるのでしょうか?
2019-02-12
Q.
小規模診療所でも時間外労働の上限規制は適用されるのでしょうか?

私の経営するクリニックは2名のドクターが勤務し、「地域包括診療料」を算定する診療所です。往診・訪問診療にも原則、24時間対応する機能を備えています。

夜間・緊急の患者にも対応するスタンスから、当然、医師や看護師の時間外労働も発生します。「働き方改革関連法」で「時間外労働の上限規制」が導入されますが、私たちのような小規模診療所でも2020年4月からすぐに、規制が適用されるのでしょうか?



A.一定の猶予期間が設けられています

貴クリニックの場合、「中小企業規模の医療機関」としての扱いとなります。1年間の猶予期間があり、2020年4月からの適用が想定されます。

更に、医師の場合は「5年間の適用猶予のある職種」の一つであり、実際に上限規制が適用されるのは2024年4月からとなり、上限をオーバーした場合の罰則規定の適用からも猶予されます。

ちなみに、同法で規定された「中小企業規模の医療機関」の基準とは、「資本金の額または出資の総額が5千万円以下」、「常時、使用する労働者の数が100人以下」ですから、貴クリニックの場合は「中小企業規模の医療機関」の扱いになるでしょう。

<参考>時間外労働の上限規制 わかりやすい解説(厚生労働省)


(2019年1月度編集)

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