【NEWS】[医療提供体制] 病気腎移植が先進医療に
先進医療会議
2018-07-19
厚生労働省の先進医療会議は5日、がん治療で取り出した腎臓を別の腎臓病患者に移植する「病気腎移植」を先進医療とすることを条件付きで承認した。患者は、先進医療部分の費用は全額自己負担となるが、通常の治療と共通する入院や投薬などの費用は公的医療保険が適用される。

徳洲会グループの東京西徳洲会病院(東京)が申請。同病院と宇和島徳洲会病院(愛媛)での実施が認められた。9年間で42例を実施し、結果を検証。将来は公的医療保険が全面的に適用される可能性もある。申請していた病気腎移植は、直径7センチ以下のがんができた腎臓を、同意を得たドナーから摘出し、がんを切除した上で腎臓病患者に移植する技術。病気腎移植は2006年、宇和島徳洲会病院の万波誠医師らが実施していたことが明らかになり、安全性や倫理面での問題が指摘された。

徳洲会グループは11年に初めて先進医療への申請書類を提出。厚労省の技術審査部会が昨年10月、条件付きで容認した。この結果を受け、先進医療会議は5日、ドナーの適格性判断や移植を受ける患者の選定に日本移植学会など関係学会が推薦する第三者が参加することなどを条件に、先進医療とすることを承認した。

(医療タイムスNo.2359)

 

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