[医療費] 2016年度の医科病院の医療費平均26.36億円、前年度比1.1%増
施設単位でみる医療費等の分布の状況 ~医科病院、医科診療所、歯科診療所、保険薬局~ (平成28年度版)(5/2)《厚生労働省》
2018-05-02
厚生労働省が5月2日に公表した、2016年度の「施設単位でみる医療費等の分布の状況」によると、病院1施設あたりの平均医療費は26.36億円で、前年度からの伸び率は1.1%であることがわかった。
厚労省の「医療費の動向」は、医療機関種類別に1施設あたりの平均医療費などのデータを公表しているが、各医療機関等の規模・状況が異なるため、1施設あたりの医療費データの平均に加え、分布状況を標準偏差、パーセンタイル値などで示している。
医科病院全体では、1施設あたり医療費は平均26.36億円(前年度比1.1%増)。医療費の大きい病院と小さい病院の散らばり・ばらつきを示す標準偏差も43.71億円(2015年度42.81億円、2014年度40.98億円)と年々拡大している(p4参照)。
このうち、入院(医科)では、1施設あたり医療費は平均19.54億円(前年度比1.4%増)(p6参照)。また、1施設あたり受診延日数は平均5.45万日(0.1%増)(p7参照)と、いずれも増加。
医療費階級別の1施設あたり医療費について、前年度比伸び率の分布統計をみると、医療費「1億円未満」で、上位25%病院は9.3%増、中央値は2.3%減、下位25%は12.6%減、「9~10億円」で、上位25%は3.2%増、中央値0.1%減、下位25%は2.9%減。「40億円以上」で、上位25%は3.5%増、中央値は1.0%増、下位25%は1.4%減となっている(p8参照)。
入院外(医科)では、1施設あたり医療費は平均7.12億円(0.4%増)(p10参照)。1施設あたり受診延日数は平均4.92万日(1.6%減)で低下した(p11参照)。
医療費階級別の1施設あたり医療費の前年度比伸び率の分布統計は、医療費「2000万円未満」で、上位25%は5.6%増、中央値は5.3%減、下位25%は13.5%減。「2.0~2.5億円」で、上位25%は2.0%増、中央値は1.8%減、下位25%は5.4%減。「20億円以上」で、上位25%は5.0%増、中央値は1.4%増、下位25%は2.9%減だった(p12参照)。
 
このほか、医科診療所は1施設あたり医療費が平均1億250万円(1.1%減)(p14参照)。保険薬局は1施設あたり医療費が平均1億3,633万円(6.0%減)と、いずれも減少した(p22参照)。

 

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