医院ホームページ作成の教科書 第6回
診療科目別必須コンテンツ(1)
2018-01-11
クリニックのホームページを作るうえで、ページ数を多くすることは必須であるということは前回までの連載でお伝えしてきた通りですが、ここでは、診療科目別に必要なコンテンツについて探っていきます。

■内科■
診療領域が広い内科は、慢性疾患も含め日常的な医療需要も高いことから当然競合も多く、差別化も難しい診療科です。患者さんを全人的にサポートする「総合内科」を標榜する場合もありますが、患者さんの受診目的への配慮等から専門領域を明確にすることが一般的です。

ホームページにおいても、一般的な内科疾患に関するコンテンツのほか、専門領域に関する解説、さらに、予防接種、検診などのコンテンツを整える必要があります。

一般的に内科の専門領域は、(1)循環器 (2)呼吸器 (3)消化器・胃腸の3つに分けられます。それぞれには、次のようなコンテンツでの構成が必要になります。


【表1 内科の専門領域別コンテンツ】
科目

主なコンテンツ

やっていれば記載

循環器

・循環器の病気について
・不整脈、息切れ
・動脈硬化
・虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
・糖尿病関連
・睡眠時無呼吸症候群

エコーによる診断

呼吸器

・呼吸器の病気について
・気管支炎
・ぜんそく
・COPD
・禁煙外来

アレルギー系の疾患

消化器・胃腸

・消化器(胃腸)の病気について
・過敏性腸症候群
・逆流性食道炎
・ピロリ菌の除去

内視鏡の案内



次に、内科クリニックのホームページに不可欠なのは、予防接種や健診のコンテンツです。

予防接種については、実施している接種の一覧だけでなく、金額を明確にしていくことも大切です。公的な助成を受けられるのか、完全に自費なのか、また対象者の年齢制限などを明確にする必要があります。予防接種だけで1ページ作成するイメージをもってください。

健診については、特に雇用時健診について、ネット検索からの来院が期待できますので、金額と診察項目を明記する必要があります。もちろん、オプション検査についても同様です。

また、小児科を標榜していなくても、親子などご家族が一緒に診察を受けられるクリニックも多くありますので、「何歳以上は診ます」といった情報を発信することで患者さんの層を広げることが可能です。


■整形外科■
整形外科の場合は、基本パターンとして身体の部分別に1ページずつコンテンツを作るのが王道になります。

それぞれの部位別に、どんな症状があるのか、どんな疾患が疑われ、どのような治療をするのかを解説します。肩であれば、肩こりも入るでしょうし、腰であれば、腰痛、腰椎椎間板ヘルニア等をコンテンツに入れていくのが良いでしょう。これらの説明に加えて、・外傷、創傷・捻挫・骨折・痛み全般の治療・リハビリについて-のコンテンツを作るのも有効です。

また、整形外科に限りませんが、専門領域をもつクリニックについては、それを掘り下げたBlogを展開し、定期的に更新していくことをお勧めしています。例えばリウマチが専門でしたら、症状の話、症例の話、薬の話、患者さんとの小話など(もちろん患者さん個人を特定できません)をBlogに記載することで、リウマチに関するページが増え、検索サイトから「リウマチに強みをもったクリニック」との評価が定まってきます。

メディキャスト株式会社 河村伸哉 「医院ホームページの作成の教科書」より

 

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