【NEWS】 [病院] DPC「中間とりまとめ」を了承
中医協・基本問題小委員会
2014-10-21
中医協・基本問題小委員会(小委員長:森田朗国立社会保障・人口問題研究所所長)は8日、DPC評価分科会(分科会長:小山信彌東邦大学医学部特任教授)が報告した「中間とりまとめ」案について議論した。

「中間とりまとめ」では、医療機関群の見直しとして、▽I群では、原則として大学病院本院として評価するが、I群の中で分院に機能を移している病院や、総合的な機能の一部(精神科病床など)を備えていない病院については特別調査(ヒアリング)を実施する▽II群では、地域における機能を満たす病院を要件とし、絶対値による基準値の選定を検討する▽III群では、細分化は行わない-が示されていた。このほか、▽基礎係数と機能評価係数IIの重み付けの見直し▽重症度を考慮した評価手法CCPマトリックスの導入-も検討案に示された。「中間とりまとめ」は、概ね了承され、今後はDPC評価分科会で具体的な議論を進めていく。


特別調査を今秋に実施

この日の議論では、次回の改定に向けた特別調査の実施を了承した。

調査の背景について事務局は、▽分院に機能を移している大学病院や、総合的な機能の一部(精神科病床など)を備えていない大学病院に関して実態を把握し、大学病院として望まれている適切な機能を果たしているのか把握するため▽手術・処置や定義副傷病の分岐におけるコーディングにおいて、実際の治療内容や患者病態と異なるコーディングが行われている事例について、医療現場での実態を把握するため▽2016年度改定において、調整係数はさらに75%へと置換される予定となっていることから、激変緩和対象となる病院の現状を確認するため-と説明した。

白川修二委員(健康保険組合連合会専務理事)は、「アップコーディングについては、審査支払機関や保険者でも発見や判断が難しいのが現状。調査では、なぜアップコーディングのような不適切事例が起きるのかを確認してほしい」と訴えた。全国のDPC対象病院と準備病院を対象とするとした。 (高嶋宏宜)

(医療タイムス No.2179)

 

twitter

facebook

ページトップへ戻る