Communication/コミュニケーション

レポート/医薬情報戦略室から

発売30余年のユニークな定番薬、<ムコダイン>。薬局での服薬指導に期待。 2

野間 真也(のま しんや)

杏林製薬株式会社 営業本部医薬マーケティング部 呼吸器/耳鼻科グループ 課長


 さまざまな薬剤を提供していくなかで、弊社では折々、患者さまの要望にお応えして剤形の改良など、努力を重ねてきました。<ムコダイン>の場合でいえば、成人で250mg錠を1日3回とした750mgという処方が時々見受けられます。もちろん患者により適宜増減が必要ですが、承認を受けた成人適正用量は1500mgですので十分な効果が得られない可能性があります。できましたら薬剤師の皆さまから処方元の医師にお話しいただくなり、弊社MRにご連絡いただくなり、善処にご協力をお願いできればと思います。

 

 さらに<ムコダイン>では、水なしでも飲めるDS(ピーチ味)を販売しています。成人患者を対象とした<ムコダインDS>の服用感アンケート調査では、約65%の方が「飲みやすい」「やや飲みやすい」と、高評価でした。薬剤師向けの味の評価アンケートでも約75%の方が「好感が持てる」と回答しています。DSというと子ども向けと受け取られがちですが、<ムコダインDS>は成人適応もありますので、錠剤が飲みづらい高齢者のみならず、大人で服用錠数が多い方などへの服用に選択肢が広がればと思います。

 

 こうした点につきましては恒常的なPR活動が重要ですが、私ども製薬メーカーでは、患者さまに直接コンタクトする保険薬局の薬剤師の皆さんの力を必要としています。定番のものから新薬まで多くの薬剤を販売していますが、先ほど述べたように承認時の服用法とは異なる処方がされることもあります。それを正したり、アドヒアランス向上に働きかけたりと、薬局の店頭という現場で患者さまにインパクトを持って指導していただくことを切に期待しています。私どもも薬局への訪問、情報提供などMRの活動を充実させるほか、薬剤解説の冊子やインフォームドコンセントツールなどの資材を提供、拡充するといった展開を推進してまいりたいと思います。

twitter

facebook

ページトップへ戻る