保険薬局専用インシデント管理システムとは
保険薬局専用インシデント管理システムは、薬局ヒヤリ・ハット報告、副作用報告、プレアボイド報告とデータ管理が可能な保険薬局での利用に特化したシステムです。
SafaMasterインシデント管理システムは保険薬局の医療安全を総合的にサポートし、薬局ヒヤリ・ハット報告書、副作用報告書、プレアボイド報告書の入力が可能で、日本医療機能評価機構の薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業に報告できます。
重要な事例については所属や氏名等を匿名化しフィードバックできます。
インシデント管理システムの主な機能
<各種入力画面>
入力項目が選択しやすく操作が簡単。各店舗の管理者と本部への同報通知が可能。報告書に写真や文書ファイルなども貼付できます。
- 報告書は簡単な操作で各店舗へフィードバックしたり、コメントを相互に通知したりでき、情報の共有化と再発防止に役立ちます。
- 情報共有するだけでなく、各店舗職員が実際に閲覧したかどうかを確認できる管理機能を搭載しているため、情報の周知徹底を図ることができます。
- 日本医療機能評価機構の報告用データを作成し、報告することができます。
<医療機能評価機構・PMDA副作用報告>
医療機能評価機構の医療事故/ヒヤリ・ハット事例収集事業に参加されている場合の”発生件数とXMLによる報告を行うための機能です。
※医薬品医療機器総合機構のフォーマットで出力します
医療機能評価機構「ヒヤリ・ハット報告」
PMDA「副作用報告」
<本部機能>
本部は各店舗の薬局ヒヤリハット報告書、副作用報告書、プレアボイド報告書、患者相談支援機能報告を集計・管理することができます。
- 本部機能
各店舗から報告された「薬局ヒヤリ・ハット報告」、「副作用報告」、「プレアボイド報告」、「患者相談支援機能報告」など、各店舗からの全ての報告データを閲覧、集計、管理することができます。 - 各店舗機能
自店舗の報告データを閲覧・集計することができます。
本部で情報共有設定された他店舗の報告情報を閲覧することができます。
<統計分析>
本部機能の統計分析では、各店舗ごと、全店舗について様々な集計を行うことができます。
- 本部機能の統計分析では、各店舗ごとの集計、および全店舗についての集計を行うことができます。
- 集計結果をExcel出力、CSV出力できるため、分析資料や各種資料を効率的に作成できます。
- 統計分析は、簡単な操作で棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフ、クロス集計、期間比較等を瞬時にグラフ化でき、Excelへ出力できます。
- 絞込み条件設定や分割単位条件を組み合わせることで、多次元分析も可能です。
<その他機能>
掲示板機能、eラーニング研修機能、原因分析支援機能など、医療安全活動をサポートする各種機能が搭載されています。
- 掲示板機能では、Word、PDF、PowerPoint等の電子ファイルを掲示し、回覧履歴を確認できます。
- eラーニング研修機能では、ビデオ動画やPowerPoint等の電子教材を各店舗に配信し、店舗ごとに受講状況の管理をすることができます。
- その他の機能として、各報告書の項目変更、店舗追加等のマスタメンテナンスが可能です。
システム連携・構成イメージ
システム推奨構成
動作環境 | クライアント | サーバー |
---|---|---|
OS | Windows10以上 ※動作保証はメーカーサポートが終了していない前提となります。 | Red Hat enterprise Linus 7.6(64bit) または CentOS 7.6(64bit)以上 |
CPU | Corei5相当以上 ※各OSのシステム要件により変動します。 | Xeon 3.5GHz(4コア)相当以上 |
メモリ | 4GB以上 ※各OSのシステム要件により変動します。 | 16GB以上 |
解像度 | 1366*768ドット以上 | - |
ブラウザ | Microsoft Edge | - |
その他ソフトウエア | AdobeAcrobatReaderDC以上、Office2016以上 (※出力機能を使用する場合は必須) | - |
ディスク装置 | - | 600GB以上 RAID1 ※障害時はランプで目視確認ができること |
バックアップ 装置 |
- | 外付けHDD、RDX、NAS等 1TB |
※統合チーム医療・安全管理システムSafaMasterは、株式会社セーフマスターの登録商標です。 ※記載している内容や構成は予告なく変更することがあります。