調剤薬局向け医薬品在庫管理術
今後の調剤薬局を取り巻く環境は、オンライン診療・服薬指導、電子処方箋やマイナンバーカードの普及等でデジタル化の波が押し寄せると思われます。
例えば、電子処方箋はゲームチェンジャーとしての役割があります。電子処方箋が普及し、患者のITリテラシーの高い層に入れ替わると、医療圏にある調剤薬局から生活圏にある調剤薬局に処方箋は大きく流れると予測されます。そのため、生き残る調剤薬局の在庫は小包装多品目の医薬品が多くなり、属人的な管理･発注や暗黙知に依存した店舗運営では収益の悪化が見込まれます。
講演では、今後の調剤薬局に求められる在庫管理に関して、経営的な視点で必要なことをお伝えします。

テトラコンサルティング株式会社　代表取締役社長　山岸 匠　氏

＜略歴＞
大学卒業後、一貫してヘルスケア領域の業務に携わる。 国内外の金融機関でアナリストとして、製薬、治験、IT、調剤業界を担当し、M＆AやIPO支援等も行う。 同時期に日中産学官協力機構で客員研究員を務める。 調剤薬局大手チェーントップからヘッドハンティングされ、IR（国内外投資家向け広報）や経営企画、M&A等の部門を担当。 その後、米系ヘルスケアコンサルティング企業にて、調剤薬局向けコンサルティングチームを率いる。 2019年2月から現職。

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