「コロナの自宅療養者支援における地域でのチーム医療について」

2004年から在宅医療に取り組み、東京神奈川における約2500名の在宅医療を展開。2009年より現職。東京世田谷を中心に、多職種チームによる在宅医療を実践。新型コロナウイルス感染症では、感染爆発とも言える状況の中、自宅療養者への往診を行ってきた遠矢先生に登壇いただきます。

●コロナの自宅療養者支援における地域連携（診療所、薬局、訪看、保健所）
●薬剤師を含めた「チーム」での在宅医療
●今後の展望、薬剤師との連携

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るった2021年8月の第5波では、世田谷区でも1日の感染者数が500名に上り、自宅療養者も3500名を超えました。感染爆発とも言える状況で、保健所のフォローアップも追いつかず、呼吸不全の状態に増悪しても入院できない中等症以上の方も数多く発生し、危機的状況に陥った・・・。
今回、第5波での対応を振り返り、今後の課題と対策についての報告とともに、コロナ時代における薬局との連携についてお話いただきます。