【NEWS】[医療提供体制] 福生病院「透析中止の意思尊重」
日本透析医学会
2019-06-12
公立福生病院(東京都福生市)で人工透析を中止した腎臓病の女性=当時(44)=が死亡するなどした問題で、日本透析医学会は6月1日までに、本症例は透析治療を中止するという女性の意思が固く、病院側の対応に問題はなかったとする調査結果をホームページ上で公表した。

調査では、同程度の年齢のほかの透析患者と比較して、重篤な心・血管系合併症を有しているとのこと、さらには内シャント不全を繰り返していること、カテーテルを用いた血液透析を希望していないことから、血液透析を継続するのは臨床的に困難な状況とも推測された。これら臨床的諸事情を鑑みると、患者が自ら血液透析終了の意思を表明しており、その意思が尊重されてよい事案であると判断したという。加えて、本症例の生命維持のためにほかの腎代替療法を模索していたものの、患者の血液透析終了の意思は固く、透析終了の真摯な意思は明らかであったとした。

一方、報告書には19例の透析非導入に至った経緯や患者・家族の意思の詳細が記載されていたが、医療従事者側からの具体的な説明内容がどうであったかは不明なため、今後は、できるだけ詳細に記載するのが望ましいとしている。

(医療タイムス)

 

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