Q.小規模薬局が「かかりつけ薬局」を目指す際の職場改善について
2018-07-10
Q.
小規模薬局が「かかりつけ薬局」を目指す際の職場改善について

私たちは1店舗のみを運営する家族経営の小規模薬局です。幸い利用患者は多く、少ない人数で何とかやりくりをしていますが、地方では優秀な事務職の採用が難しく、薬剤師が兼務しているため、事務作業の煩雑さに悩まされています。やはり、保険薬局は事務でも専門的経験や知識が必要になるため、一般企業でキャリアを積んだ事務職等を採用しても、なかなか上手く活用出来ない事情があります。

私たちは、小規模ながらも「かかりつけ薬局」を目指していますが、2018年度改定を受けて、どのような職場改善をしていけば良いのでしょうか。(地方・調剤薬局 社長・48歳)


A.
2018年度改定で煩雑な事務作業が急増、ワークシェアリングの徹底で調剤薬局の「働き方改革」を図る

2018年度改定では、「かかりつけ薬局の同意取得」様式の整備や、「分割調剤に係る処方せん様式の追加」、「明細書完全義務化」等、薬局での煩雑な事務作業が増加することは間違いありません。特に「かかりつけ薬局」の場合は、なおさら多くの要件に縛られた厳格な運営が求められますので、薬剤師が本来業務に専念出来るような専門的知識を持つ熟練した事務スタッフを採用すべきなのは当然です。

地方で良い人材を採用するのが難しければ、都市部等にも目を向けて、事務職や販売登録者等も含めて、適切かつ有効なスタッフを積極的にリクルートする必要があるでしょう。事務職を採用したとしても、専門職にしか出来ない業務と、無資格でも可能な業務とを切り分けて、明確化し事務業務のワークシェアリング、タスクシェアリングを徹底していくことが大切です。非効率な家族経営や業務分担・役割分担の出来ない組織のままだと、スタッフは疲弊していきます。

(2018年5月度編集)

本掲載内容に関する一切の責任は日本経営グループの(株)日本経営エスディサポートに帰属します。尚、内容につきましては一般的な法律・税務上の取扱いを記載しており、具体的な対策の立案・実行は税理士・弁護士等の方々と十分ご検討の上、ご自身の責任においてご判断ください。

 

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