Q.オンライン診療の対象患者と適切な診療時間帯とは?
2018-05-22
Q.
オンライン診療の対象患者と適切な診療時間帯とは?

当院は生活習慣病患者の割合の高い内科系クリニックです。診療報酬改定で評価項目が新設された「オンライン診療」を導入したいと考えております。ただ、当院は午前9時から12時まで午前診ですが、外来患者数が多く、通常、午後1時前まで長引いてしまいます。また、都心部のビジネス街ということもあり、夕方6時からの診療には仕事帰りのサラリーマンやOLが多数、来院します。全ての患者の診療が終了するのは、どうしても午後9時頃になります。出来れば将来的に予約制にしたいのですが、現状では未だ難しい状況です。

テレビ電話を使ったオンライン診療は、どのような患者が対象となり、どのような時間帯に実施すれば良いのでしょうか?(都心部・一般内科クリニック 院長・47歳)


A.
オンライン診療の対象患者は、現状、新患ではなく初診から6カ月が経過した患者しか認められません。

当該患者は3カ月に1回は通院し、対面診療を行なう必要があります。3カ月連続のようなオンラインの利用の仕方は不可能であり、既存の患者で、疾患も小児や大人の慢性疾患や、在宅患者等に限定されます。

専門家の実証によるとオンライン診療の対象患者は、(1)勤労世代の外来診療(2)通院困難高齢者の外来診療(3)在宅医療‐の3パターンが多いようです。

(2)(3)は高齢者が大半を占める想定されますが、貴クリニックが都心部のオフィス街に在ることを考えると、(1)をターゲットに午後12時~2時頃までのビジネスマンやOL等が昼休み等を取り易い時間帯に設定するのが適切ではないでしょうか。

午前診の患者が多いとはいえ、午前中は一部、予約制を導入する等の方法で、きっかり12時に終了し、12時から2時頃までの時間帯をオンライン診療の診察時間に充てるのか効果的ではないかと思います。また、先生の昼休みが終わる3時頃から5時頃までは、高齢の在宅患者のオンライン診療に、随時、対応可能でしょう。要するに、外来診療を行っていない時間帯に設定することが前提です。

逆に現役世代の患者が、オンラインに移行して、生活習慣病等の外来受診回数を減らすことが出来れば、連日、外来が混雑することも無くなると思われるのです。

(2018年4月度編集)
本掲載内容に関する一切の責任は日本経営グループの(株)日本経営エスディサポートに帰属します。尚、内容につきましては一般的な法律・税務上の取扱いを記載しており、具体的な対策の立案・実行は税理士・弁護士等の方々と十分ご検討の上、ご自身の責任においてご判断ください。

 

twitter

facebook

ページトップへ戻る