Q.「かかりつけ薬局・薬剤師」に係る重要な改正ポイントとは?
2018-04-25
Q.
「かかりつけ薬局・薬剤師」に係る重要な改正ポイントとは?

「かかりつけ薬局・薬剤師」に係る調剤報酬改定の重要なポイントを教えて下さい。(名古屋市・調剤薬局副薬局長 薬剤師・45歳)


A.
今改定において「かかりつけ薬剤師」の機能や役割に関する「説明と同意」(インフォームド・コンセント)の強化が義務付けられました。

「かかりつけ薬剤師指導料・包括管理料」を算定する調剤薬局に対し、従来の要件である「患者が選択した保険薬剤師が患者の同意を得て、署名付きの同意書を作成した上で保管し、その旨を薬剤服用歴に記載する」等に加えて、「患者の状態等を踏まえた“かかりつけ薬剤師”の必要性や“かかりつけ薬剤師”に対する要望等を確認する」ことが新たな要件として付け加えられました。言うなれば、「かかりつけ薬剤師」の機能や役割に関する「説明と同意」(インフォームド・コンセント)の強化が義務付けられたのです。この場合、「かかりつけ薬剤師」に対するニーズ等も患者から直接、聴き取り、一つひとつの要望に応えていく必要があります。

更に、従来は患者との同意取得の方法について複数の疑義解釈が出される等、複雑化し薬局現場では、その運用に困るケースも多々、見られました。それら課題の解消に向けて、厚生労働省は「同意取得の様式」を新たに整備することを決定。

もう一つは、施設基準で「かかりつけ薬剤師」の在籍期間が「半年以上」だったのが、「1年以上」に見直されました。当該薬局に1年以上勤務した薬剤師でなければ「かかりつけ薬剤師」とは、みなされません。これらが、「かかりつけ薬剤師・薬局」に係る重要な改正ポイントです。

(2018年3月度編集)

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