Q.遠隔診療の目玉となる「オンライン診療」とは?
2018-01-12
Q.
遠隔診療の目玉となる「オンライン診療」とは?

最近の中医協の資料等を読むと、「オンライン診療」という耳慣れないキーワードが頻繁に出てきています。具体的にどのような診療スタイルであるのか教えて下さい。(関西地方都市部・内視鏡専門クリニック 院長・53歳)


A.
「オンライン診療」とは、遠隔診療の一つとして位置づけられたものです。

2017年4月に政府の未来投資会議で、遠隔診療及び介護ロボットの導入に対して、塩崎前厚生労働大臣が2018年の診療報酬・介護報酬で引き上げを断言したことから注目が集まりました。「オンライン診療」とは、この遠隔診療の一つとして位置づけられたものです。要するに「ICTを活用し、医師と患者が離れた場所でありながら、患者の状態を把握し、診療を行う」というもので、患者の「外来通院或いは医師の訪問診療等、対面による診療行為を補完するもの」との考え方が示されています。

具体的には、生活習慣病患者等に対して、パソコンを使ったオンライン診察により、糖尿病等、生活習慣病患者の指導や予防等への活用が想定されます。

2017年4月から、福岡市健康先進都市戦略「かかりつけ医」機能強化事業において市内医療機関でオンライン診療の試行運用が始まっており、実証結果も出て来ており、課題は多く残されているものの医療現場での導入は近いと思われます。

遠隔診療に対しては、従来から電話等による再診や「心臓ペースメーカー指導管理料」の「遠隔モニタリング加算」、放射線画像や病理画像の専門医のいる病院への転送等が診療報酬で評価されるようになりましたが、2018年診療報酬改定で、開業医に対して定期的な対面診療と組み合わせた「オンライン診療加算」(仮称)のような診療報酬が新設される可能性は、十分にあり得るのではないでしょうか。

(2017年12月度編集)

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