Q.認定された4つの「地域医療連携推進法人」の運営主体とは?
2017-12-22
Q.
認定された4つの「地域医療連携推進法人」の運営主体とは?

2017年4月2日に全国で4つの「地域医療連携推進法人」(以下、同推進法人)が認可を受けたようですが、この4つの同推進法人は、どのような医療機関が主導しているのでしょうか?

4つの中には、中小民間病院が主体となっているケースも存在しているのですか?(関東都心部 民間医療法人病院・230床 常務理事 58歳)


A.
同推進法人は現行医療法人ではなく一般社団法人だけが認められるため、名称に一般社団法人を使っている同推進法人もありますが制度の内容は同じです。

4つの同推進法人の詳細な内容については各ホームページをご参照頂きたいのですが、並記すると(1)地域医療連携推進法人尾三会(愛知県)(2)地域医療連携推進法人はりま姫路総合医療センター整備推進機構(兵庫県)(3)一般社団法人備北メディカルネットワーク(広島県)(4)一般社団法人アンマ(鹿児島県)-です。

(1)は学校法人藤田学園藤田保健衛生大学が主体となり、そこに数多くの民間病院や社会福祉法人、クリニック等が参加するものと考えられます。

(2)は県立姫路循環器病センターと(社医)製鉄記念広畑病院の5年後(予定)の統合・再編に向けて県が同推進法人を活用するために設立したもの。

(3)は市立三次中央病院、庄原市立西条市民病院、(一社)三次地区医師会及び三次地区医療センターが参加法人となる公的色彩の強いもの。

(4)は少し異色で、医療過疎の進む奄美大島南部で19床の有床診療所2つを含む6診療所(3法人)が中心となり、同推進法人内に連携推進の協議会を設置。小規模な医療・福祉・介護事業所等を一体化し、地域ぐるみで総合的な医療・福祉機能を構築すべく設立されたものです。

ご質問に関して、現状4つの同推進法人の中で中小民間病院主導とみなせる動きは、未だ見られないのが結論です。(2)の(社医)製鉄記念広畑病院は中規模民間病院ですが、事業を主導するのは兵庫県の病院局です。(4)は民間主導ですが、中心になるのは診療所を経営する医療法人や地元村町等で病院ではありません。

■参考:地域医療連携推進法人制度について(厚生労働省)

(2017年11月度編集)
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