Q.福祉用具貸与価格設定について教えてください。
2017-12-06
Q.
福祉用具貸与価格設定について教えてください。

居宅のケアマネジャーをしています。2018年10月からベッドや車いすなどのレンタル料金に上限が設けられるとのことですが、具体的にはどのようになるのでしょうか。


A.
2018年10月から全国貸与価格の公表が行われる予定です。

福祉用具レンタルで貸与されるベッドや車いすは、これまでレンタル事業者が仕入れた価格を基本にしてレンタル料金を設定していました。同じ製品がA社では貸与価格が6,500円であり、B社では7,000円(この金額のうち利用者負担は1割から3割)ということもありました。

2018年4月の介護保険制度・介護報酬改定では、国が商品の貸与価格の全国的な状況を把握した上で、全国平均貸与価格を公表することになっています。貸与事業者には福祉用具専門相談員を置いています。福祉用具を貸与する際に、その福祉用具の全国平均貸与価格とその事業者の貸与価格の両方を利用者に説明します。ケアマネジャーは福祉用具をケアプランに盛り込む際に、この価格について把握しておく必要があるでしょう。

福祉用具の上限設定については、その商品の全国平均価格+1SD(1標準偏差)となる予定です。これは平均価格に上位16%相当の価格になることになっています。例えば全国平均貸与価格が5,000円の車いすがあるとします。これの1SDは5,000円×116%=5,800円です。したがって、5,000円の貸与価格に事業者価格や5,300円の事業者価格、5,800円の価格は認められますが、5,900円の事業者の貸与価格は介護保険で認められなくなることになります。

詳しくは2018年改定の内容をよく確認しましょう。

(2017年11月度編集)

本掲載内容に関する一切の責任は日本経営グループの(株)日本経営エスディサポートに帰属します。尚、内容につきましては一般的な法律・税務上の取扱いを記載しており、具体的な対策の立案・実行は税理士・弁護士等の方々と十分ご検討の上、ご自身の責任においてご判断ください。

 

twitter

facebook

ページトップへ戻る