Q.2018年度診療報酬改定で医療療養病棟にもDPC導入されるのでしょうか。
2017-11-30
Q.
2018年度診療報酬改定で医療療養病棟にもDPC導入されるのでしょうか。

中医協で医療療養病棟に、DPCを導入するとの議論が活発化していると聞きました。どのようなことが議論されているのか、実際にいつ頃から導入が始まるのか。私たち慢性期の病院には影響が大きいと感じますので、具体的に教えてください。(東北地方都市 慢性期病院事務長 47歳)


A.
まだ次回の診療報酬改定からDPCの運用が義務付けられるのかどうかは未知数です。

医療療養病棟には検査や処置等の医療行為の多くが入院料の点数に「包括」されていますが、中医協では同病棟の医療区分2と同3の患者で、点数の差が余りないことが示されました。現行の診療報酬では医療区分2と同3では差が付けられていますが、厚生労働省は恐らく同区分の適正化を目指しているのだと推定します。

包括部分を精緻に分析するには、DPCデータが必要になることから、来年度、あるいは近い将来、医療療養病棟にDPCデータの提出を求めていくとの方向性が打ち出されています。医療療養病棟の中にも先んじて、DPCデータを作成している病院は存在していますが、厚生労働省は、こうした取り組みを更に進めて行きたいと考えているのでしょう。ただ、次回の診療報酬改定からDPCの運用が義務付けられるのかどうかは未知数です。医療療養病棟を有する病院の中には、運用の準備に時間のかかるケースも多いと思われますので、ある程度の経過措置を設け、段階的にDPCデータ提出を求めていくのではないでしょうか。

(2017年10月度編集)
本掲載内容に関する一切の責任は日本経営グループの(株)日本経営エスディサポートに帰属します。尚、内容につきましては一般的な法律・税務上の取扱いを記載しており、具体的な対策の立案・実行は税理士・弁護士等の方々と十分ご検討の上、ご自身の責任においてご判断ください。

 

twitter

facebook

ページトップへ戻る