[医薬品] 抗微生物薬の適正使用で、手引きのダイジェスト版作成 厚労省
「抗微生物薬適正使用の手引き 第一版(ダイジェスト版)」を作成しました(9/29)《厚生労働省》
2017-09-29
厚生労働省は9月29日、「抗微生物薬適正使用の手引き 第一版(ダイジェスト版)」を公表した。特に抗菌薬の適正な使用が望まれる急性気道感染症と急性下痢症の診断・治療手順を、フローチャートを用いて説明。患者・家族に説明する際のポイントを紹介している(p3~p7参照)。
 
抗微生物薬(抗菌薬)については、使用量が増えたことで微生物に効かなくなる「薬剤耐性(AMR)」の問題が指摘されており、厚労省は不適切な使用をなくすため、2017年6月に「抗微生物薬適正使用の手引き 第一版」を公表。今回はそのダイジェスト版を作成した。
 
例えば急性気道感染症では、患者の病態を気道症状の有無やメインの症状などから、感冒、急性鼻副鼻腔炎、急性咽頭炎、急性気管支炎などに分類。このうち、中等症以上の急性鼻副鼻腔炎、迅速抗原検査または培養検査でA群β溶血性連鎖球菌が検出された急性咽頭炎以外では、抗菌薬を投与しないことを推奨している(p4~p5参照)。
 
患者・家族への対応では、肯定的な説明を行うことで、患者満足度を損なわずに抗菌薬処方を減らせるとしている。具体的には、患者・家族の抗菌薬についての意見を積極的に聞いた後に、抗菌薬の正しい情報や栄養と水分の補給、休養の重要性を説明。注意点や再受診のタイミングなど、具体的な指示をすることを求めている(p7参照)。
 
ダイジェスト版は厚労省のウェブサイトでダウンロードできる。

 

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