“医食同源”の方針のもと調理方法から指導に注力
Clinic Le GINZA(東京都中央区)
2017-10-13
POINT
(1)美容専門から内科を加えた新体制を開始
コンセプトである“医食同源”の実現のため、身体の外側からケアする美容医療と、糖尿病治療など身体の内側からケアする内科の2本柱の診療体制を構築。

(2)院内に調理スペースを完備し、調理指導を実施
院内に調理スペースを完備した栄養指導室を増設。常勤の管理栄養士を雇用し、栄養指導のほか、予約制でオリジナルレシピによる調理指導も行っている。

(3)通いやすく、リラックスできる診療所づくり
診療時間やキッズスペースの確保など、患者が通いやすいように配慮。また、診療所らしさを極力除いたリラックスできる内装にこだわる。


調理スペースも完備した密な栄養指導に注力

医療法人社団同仁会診療所クリニック ル ギンザは「医食同源と自然な美しさを追求する」をコンセプトに、美容皮膚科や美容内科に特化した美容専門診療所として、2016年8月に開院。以来、数多くの女性の美と健康をサポートしてきた。さらに2017年6月からは糖尿病専門医と管理栄養士を雇用し、糖尿病をはじめとする生活習慣病を中心にした内科の診療も開始した。

美容専門診療所が糖尿病の本格的な治療に乗り出した目的について、西池英里子院長は、「当院がコンセプトでも掲げている食事や栄養は、糖尿病はもちろん美容領域でも重要な取り組みです。そのため以前から内科の開設を予定していました」と説明する。

特筆すべきは、新たに開設した栄養指導室だ。ここでは常勤の管理栄養士が、生活習慣病の食事指導のほか、予防医療や美容に関する食事療法のアドバイスも行っている。調理スペースも完備しているため、糖尿病用の食事はもちろん、低糖質およびグルテンフリーのパンやスイーツなど、同院の管理栄養士が考案したオリジナルメニューも紹介している。

調理指導は、月、木、金曜日の昼や夜に開催している。参加費用は材料費込みで3,000円。調理道具もすべてそろっているため、「仕事帰りにも気軽に参加しやすい」と糖尿病患者はもちろん、ダイエットを目的とする女性からも注目されているという。

糖尿病専門医の柴田博絵医師は「食生活は、生活習慣病の治療において最も大切なものですが、通り一遍の指導ではなかなか行動変容につながりません。皆で集まって楽しみながら、きちんとしたメニューを学び、自宅に帰って実践してもらう。『栄養指導』というと堅苦しくなりますが、こうしたアプローチこそ大切だと思います」と話す。

もちろん、通常の栄養指導も行っており、こちらについては一人ひとりの食生活に合わせた対応に注力。家族に食事を任せている会社員の場合、家族に来院してもらい、食事指導や調理アドバイスを行うこともあるという。


患者層に合わせた通いやすい体制を整備

銀座という土地柄もあり、内科開設後は周囲のビジネスパーソンも受診している。ただ、美容皮膚科と一般内科では、患者層は大きく異なる。そこで同院では、それぞれの患者層が通いやすいような診療時間を設定。たとえば内科は、周辺のビジネスマンが昼休憩や仕事帰りに通院しやすいよう、平日の午前10時半から午後7時半に設定。一方、美容皮膚科は平日に休診日を設け、土日の診療を充実させている。

また院内も、患者がリラックスして過ごせる環境にこだわっている。

内装は白を基調に、西池院長厳選のインテリアやアロマを用意、診療所らしさを抑えた、サロンのようなデザインが特徴だ。また患者層の違いから、受付や待合スペースは内科と美容皮膚科で分けているほか、子ども連れでも受診できるようにキッズスペースも完備している。

美容皮膚科と内科の新体制について西池院長は、「既存の患者さんからは、今まで美容皮膚科では相談できなかった内科系疾患も診てもらえると好評を得ています。また、これまで美容皮膚科に関心を持っていながら『敷居が高い』と感じていた患者さんが、内科受診をきっかけに美容皮膚科にも来られるようになるなど、相乗効果も表れてきています」と、手ごたえを感じている。


●医療法人社団同仁会診療所 クリニック ル ギンザ
中央区銀座4-1北数寄屋ビルB1F
TEL:03-3561-2011
診療科目:内科、糖尿病内科、美容皮膚科

(クリニックばんぶう 2017年8月号)

 

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