【NEWS】[薬価] 安倍首相、薬価制度の改革指示
諮問会議
2016-12-13
安倍晋三首相は11月25日の経済財政諮問会議で、薬価制度について、「抜本改革に向けて諮問会議で議論し、年内に基本方針を取りまとめてほしい」と指示した。現在は2年に1度行う薬価の改定を、毎年実施することなどが柱となりそうだ。柔軟な値下げを可能にし、膨張する健康保険の薬剤費負担の抑制を狙う。

会議では、新浪剛史サントリーホールディングス社長ら民間議員が薬価の抜本改革を提言した。薬価の毎年改定のほか、高額過ぎると問題になり50%の薬価引き下げが決まったがん治療薬「オプジーボ」の例を念頭に、迅速に薬価改定を可能にする仕組みを求めた。

具体策としては、利用患者数の増加に合わせて薬価を下げるルールの新設などを例示。薬価の透明性を高めるため原価などのデータ開示を義務付けるべきだと提案した。

塩崎恭久厚生労働相は、想定以上に販売が拡大した医薬品について「少なくとも年1回、薬価を見直す」との検討方針を示した。

会議では、「成長指向の財政政策」を進めるとする2017年度の予算編成の基本方針案を了承した。政府は近く閣議決定する見通しだ。

(医療タイムス No.2282)

 

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