2011/10/24 【NEWS】DPC地域医療指数に定量評価を導入へ
DPC評価分科会
2011-10-24
中医協のDPC評価分科会(分科会長:小山信彌東邦大学医療センター大森病院心臓血管外科部長)は14日、前回の分科会に引き続き、機能評価係数Ⅱの見直しについて議論した。

6項目ある機能評価係数IIのうち、「地域医療指数」「救急医療係数」「データ提出指数」については見直しを行う方向で合意している。このうち「地域医療指数」は現行、地域医療を確保するための事業や体制整備を評価する7項目からなるポイント制が採用されているが、厚生労働省はこの日の分科会で、地域で発生する患者に対する各病院のシェアを中心に、退院患者調査データを活用した地域医療への貢献を評価するための定量的な評価指標を加えることを提案した。具体的には、当該医療機関の所属地域の発生患者数を分母とし、当該医療機関担当患者数を分子としてシェアを割り出す。地域の単位は原則2次医療圏とする案を示した。

これに対し委員から、「2次医療圏ごとに地域の医療事情は異なる」「地域によって人口密度の高低がある。人口密度も考慮に入れるべき」「医療圏の境界地域の医療機関は隣接する医療圏の患者も受け入れている。定量評価する際の地域の単位を2次医療圏としてしまうと、隣の医療圏からの患者を診ている医療機関が不利になってしまう」などの意見が出たため、引き続き検討していくこととなった。

「地域医療指数」の定量評価に関しては、対応可能な医療機関が限られるなど特殊性があることを踏まえ、15歳未満の小児については別建ての評価とすることも併せて提案された。これに対して委員から異論はなかった。

 

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