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レポート/医薬情報戦略室から

発売30余年のユニークな定番薬、<ムコダイン>。薬局での服薬指導に期待。 1

野間 真也(のま しんや)

杏林製薬株式会社 営業本部医薬マーケティング部 呼吸器/耳鼻科グループ 課長

 1981年発売で、杏林製薬の顔ともいえる、認知度の高い<ムコダイン>。剤形を改良するなど、効能と同時に、飲みやすさを追求。2種類の錠剤のほか、飲みやすいピーチ味のドライシロップ製剤(DS)にも成人適応があります。<ムコダイン>の特徴や、DSの服薬指導など、保険薬局の薬剤師さんへの期待などを杏林製薬株式会社の野間真也課長に伺いました。


 弊社では、呼吸器領域を中心にざまざまな疾病への適用はもちろんのこと、アドヒアランス向上という大きな課題を念頭に、薬を服用する患者さまの利便性を考えた製品を取り揃えています。例えば、昨春には、潰瘍性大腸炎やクローン病の患部である直腸に薬効成分が届きやすい坐剤タイプの<ペンタサ>を、秋には吸入ステロイドと長時間作用性β2刺激薬を配合した喘息治療配合剤<フルティフォーム>を新発売。主力製品である<キプレス>や<ウリトス>に加え、こうした画期的な薬剤を順次、開発、発売することでより多くの患者さまの病を癒すお手伝いをすることが私どもの使命と考えています。

 

 一方、発売から30余年という「キョーリンの顔」ともいえる製品があります。それが、去痰薬<ムコダイン>です。

 

 主な作用効能は、気道疾患の去痰、耳鼻科系では慢性副鼻腔炎や滲出性中耳炎(小児)の排膿です。<ムコダイン>の三大特長を挙げると、(1)上気道炎(咽頭炎、喉頭炎)に適応症のある唯一の去痰薬であること(2)ムチンバランスを正常に戻す作用があるため、水分の補給に関係なく硬めの痰、柔らかめの痰のどちらにも対応できること(3)線毛細胞の修復を行い気道粘膜を正常な状態に戻すこと。この3点が去痰薬としてユニークでありながら、定番薬のポジションを保ってきた所以といえます。

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