コラム

電子薬歴が初めてのスタッフでも、GooCoなら年齢を問わず、操作しやすいことが分かりました

2014-06-01

2012年8月のリリース以来、iPadが使える電子薬歴システムとして、全国的にユーザー数が増えているスマート薬歴GooCo。今回は秋田県大仙市の「下山薬局」を訪ね、GooCo導入で「変わったこと」「分かったこと」を伺いました。

「大曲の花火」で知られる秋田県大仙市に拠点を置く株式会社至誠堂下山薬局本店は1968年創業の老舗です。現在17人の薬剤師を擁し、大仙市内に6店舗、秋田市内に3店舗の調剤薬局を展開しています。

「患者さんの状態を理解し、薬の効果や服用方法などを分かりやすく説明することがモットー」と述べる同社代表取締役で薬剤師の下山誠先生にお話を伺いました。

「GooCoに注目したのはiPadが使える電子薬歴システムだったからです。iPadなら患者さんに画面をお見せしながら説明しやすく、患者サービス向上の面で有効だと直感しました」と下山先生は導入のきっかけを説明してくれました。

GooCoのデモを見たのは昨年2月。すぐ導入を決定し、3月の仮稼動期間に操作研修などを行い、4月1日から本稼動という流れでした。

システムの導入に際し下山先生が気がかりだったのは、今年72歳になる薬剤師の存在でした。しかし、その懸念も無用だったようです。1941年生まれという薬剤師の杉田守世先生は、ちょうど投薬カウンターでiPadを傍らに置き、にこやかに患者さんと向き合っているところでした。服薬指導を終えた杉田先生に少しお話を伺いました。

「電子薬歴はGooCoが初めてです。画面操作に慣れるまで少し時間はかかりましたが・・・でも紙のときは棚の薬歴簿を探して取り出すという作業をしていたのが、全くなくなりましたから、業務がぐんと省力化できた感じがします。」と杉田先生。

「GooCoは現在、1店舗のみで運用しています。これからは電子薬歴の時代ですが、紙薬歴の方が利便性が高いと感じているスタッフもおりますし、各店舗とも小規模なので、電子薬歴の導入のメリットを慎重に見定めている状況です」と下山先生は現状を分析する。

以前から電子薬歴を使用している薬局が2店舗あるものの、いずれもレセコン一体型のタイプ。GooCoの使い勝手はどうか、下山先生にお尋ねしました。

「パソコンに向かいキーボードでの入力に慣れていた私は、iPadの入力方式は、本当は嫌だったんですよ。それがGooCo導入後、逆転してしまいました。人差し指1本で簡単に入力でき、想像以上に利便性が高い。しかも持ち運びできるので、いちいち端末が置いてある席に戻らなくてもいいので、ちょっとした合間の入力も容易です。調剤のやりかたとか、気付いたことを気軽に入力しておけます。普通手書きだったら省いてしまいそうになることも、『これも書き入れておこう』と思えるのです。しばらくすると手書きよりも明らかに薬歴の記録が充実してくることを実感できます。これは新しい発見でした」

GooCo導入から1年余り経過し、今後のことについて下山先生は次のように締めくくってくださいました。「これまでは内部的な薬歴情報の充実が先行していましたが、今後は患者サービス向上に重点を置きたいと思います。アドヒアランス向上のためには、iPadで患者さんの視覚に訴える服薬指導が効果的だと思います。GooCoにはそうした機能の充実を期待しています」

株式会社至誠堂下山薬局本店
1968年創業。現在総勢34人(うち薬剤師17人)のスタッフを擁し、秋田県大仙市大曲を拠点に、大仙市内に6店舗、秋田市内に3店舗を展開する調剤薬局である。「患者さんの状態を理解し、薬の効果や服用方法などを分かりやすく説明する」が企業モットー。各店舗では、患者向けサービスの一環として、サプリメントなどの紹介や販売にも行っている。

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